新木型倉庫が完成しました。

川副事業所北西側に新木型倉庫が完成しました。ミゾタの主力製品である、ポンプおよび、開閉機ケーシングや鋳物ゲートの木型保管専用の倉庫です。

建物構造:鉄骨造平屋一部二階建て
床 面 積:2,880㎡(縦90m、幅32m)
延べ面積:3,386㎡(1F 2,880㎡+2F 506㎡)

令和3年4月20日に安全祈願祭を行い、㈱中島工務店・モロドミ建設㈱共同企業体による建設工事が、無事故で計画通りに進み、11月22日に完成引渡しを受け、12月22日に落成式を行う事が出来ました。落成式には、佐賀市の坂井市長をはじめ多久、小城、神埼の各市長も来賓として出席して頂きました。

鋳物部品1種類につき1組の木型が必要になります。大きさは片手で持てるサイズから、最大はMT1500吐出エルボといった大型車による移動を要するサイズまであり、その数は大小約1,020種類を保有しています。

これまで、既存の倉庫では保管スペースが不足していたため、入りきれない場合は、鋳物業者の方で一時的に預かってもらったりしてきました。また、分散して保管していたため、管理する担当者の負担も大きな課題となっていました。

今回の木型倉庫建設により、今後受注するポンプの大型化及び機種の増加等に対応出来る収容能力を備え、木型のスムーズな入出庫対応が可能となりました。

木型と鋳物

【木型】
作りたい製品と同じ形状をしている木製の型。

【鋳物】
木型の周囲を砂で固めた後に木型を抜き取り砂型を造る。砂型を2個作りお互いを合わせると製品と同じ形状の空洞ができる。空洞部分に溶けた金属を流し込む。金属が冷えた後に砂型を壊すと製品の形をした鋳物が出来る。