油圧式起伏ゲート

油圧式起伏ゲートは可動堰として設けられ、多くは貯水を目的として使用されています。

上流水位が設定水位に達すると、倒伏装置により自動倒伏を行います。

油圧シリンダを、両側(片側)のピア内に設置した『軸ねじり式』と、川床コンクリート床版に設置した『背面支持方式』などがあります。

特長

  • 構造が簡単で維持管理が容易です。
  • 引上げ式のゲートと比較して開閉動力が小さく設備費が少なくてすみます。
  • 洪水時はフロート等により無動力にて倒伏が可能です。
  • 引上げ式のような門柱等が不用です。